ロルフライン ジャパンの活動理念
- 私達は、ロルフメソッドの個人セッションとトレーニング・プログラムの提供を通じて、個人の解放と変容(その人本来の身体とこころの状態を取り戻すこと)を支援し、人々の人生の質と、真の幸福と健康(Quality of Life, Well-Being)の向上に貢献するために活動しています。
- 私達は、「アイダ・ロルフ博士の教えに忠実な身体構造統合メソッド」 を研究し、組織として成長を重ねてゆくことを決意しています。また、このワークを学び受け継ぐ意志を持つ人々に学習の機会を提供し、ロルフメソッドの伝統を次の世代へ、未来へと伝えてゆきます。
「ロルフライン」とは?
- Rolf Lineという語には、「人間の身体の中心を貫く垂直なライン、中心軸」の意味があります。ロルフライン(垂直中心軸)のまわりで身体が再編成されると、地球の重力が、人間の敵(負担をあたえるもの)から味方(助ける、あるいは支えるもの)に変わります。社名「ロルフライン ジャパン」には、ロルフメソッドのセッションの本質である「人間と重力との調和」を、日本で多くの人々と分かち合いたいという私たちの願いが込められています。
【設立経緯】 | |
2003年 | 大阪府岸和田市に、ボディワークスペース Rolf Lineを設立。 |
2007年 | 筋膜リリース・ワークショップの提供を開始。 |
2011年 | 社名を「ロルフライン ジャパン」に変更。ロルフプラクティショナー養成トレーニングの大阪開催を視野に入れ、ワークショップ・教育方面の活動の拡充を図る。 |
2013年 | 大阪ロルフプラクティショナー養成トレーニング(第一期・二期ORT)の開催を岸和田市で実現。 |
2015年 | 大阪ロルフプラクティショナー養成トレーニング(第二期・三期ORT)を主催。 |
2016年 | 代表岡田がエメット・ハッチンズ氏とニール・パワーズ氏より承認され、日本人初のロルフインストラクター(プラクティショナーを養成する教師)となる。 |
2017年 | 大阪ロルフプラクティショナー養成トレーニング(第三期・四期ORT)を主催。 |
2018年 | 日本ロルフ身体構造統合協会(JISI)設立。アジア初の国際基準準拠のロルフプラクティショナー養成校として国際ストラクチュラル・インテグレーション連盟(IASI)に加盟する。 |
2019年 | 大阪ロルフプラクティショナー養成トレーニング(第五期・六期ORT)および、大阪アドバンスロルフトレーニング(第一期OART)を主催。 |
岡田 靖隆
- ロルフライン ジャパン 代表
- 日本ロルフ身体構造統合協会(JISI)理事長
- アドバンス・ロルフインストラクター(養成コース教員)
- IASI国際連盟公認 カテゴリーI 継続教育プロバイダー
- アドバンス・ロルフプラクティショナー
- フェルデンクライス・プラクティショナー
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- 心身の不調をきっかけに、自然療法や手技療法、ボディワークを探求する。オステオパシー、ヨガ、武術、瞑想などを体験する中で、ロルフメソッドと出会う。10回のセッションを受ける過程で、長年に渡る心身のもつれが次々とほどけてゆくことに感銘を受け、ロルフプラクティショナーを志す。
- 2000年より、マーク・カフェル、ピーター・メルキュア、エメット・ハッチンズ、トム・ウイング、ニール・パワーズ(敬称略)など、ロルフ博士の後継者や弟子であった人々に師事し、伝統的なロルフメソッドを学ぶ。プラクティショナーとして国際認定を受けた後、地元岸和田市で開業し、個人セッションの提供を開始。2007年からは、日本における日本人のための国際基準に準拠したロルフプラクティショナー養成コース「ORT」を設計。定期的なコース開催を実現し、国内におけるロルフメソッドの普及に尽力する。
2001 Basic Rolf Training with Peter Melchior
- 2016年、エメット・ハッチンズ、ニール・パワーズ両氏により正式に承認され、日本人初のロルフインストラクター(プラクティショナーを養成する教師)となる。2018年、日本ロルフ身体構造統合協会(JISI)を設立。伝統的なロルフ博士のワークに内包されている、人間の潜在的な可能性への信頼と祝福を、会員や学生たちと分かちあっている。
岡田 眞由美
- ロルフライン ジャパン 副代表
- 日本ロルフ身体構造統合協会(JISI)副理事長
- アシスタント・ロルフインストラクター(養成コース教員)
- 国際公認 ロルフプラクティショナー
- クレニオセイクラル・プラクティショナー
- 大阪府岸和田市に生まれる。幼い頃から、人間や動植物が放つエネルギーの存在と神秘性に気づき、関心を抱いていた。1999年、ロルフメソッドと出会い、10回のセッションを受ける。体力や精神力が蘇る、環境や身体に対する知覚が高まり意識が拡大する、といった変化を経験する。その後、「治癒力やいのちの神秘を深く追求したい」という幼少期からの衝動に従い、長年勤めた会社を退職、ロルフライン ジャパン(RLJ)の設立に加わり、スタッフとして運営に携わる。
- 2007年より、RLJ主催の筋膜リリース・ワークショップでアシスタント講師を務め、2009年にワークショップ講師となる。2012年、クレニオセイクラル・バイオダイナミクス(人間の生命力の賦活に関わる頭蓋仙骨系のワーク)の4年間の教育課程を修了。2013年、ロルフプラクティショナーとして米国IASIの国際認定を受ける。2018年、JISI 日本ロルフ身体構造統合協会の設立に加わり、副理事長に就任。
- 情熱は、ロルフ博士が遺した伝統的なワークを守り、レシピを次の世代に伝える架け橋となること。生物や自然との関わり、子育てやクレニオ・バイオダイナミクスを通じて培った繊細な感覚や観察力を活かして、受容的なタッチで人間の可能性に働きかける独特のスタイルは、ワークショップや個人セッションの場で多くの人々に愛されている。